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帰ってきちゃったモモンガ通信

写真家のどかアンジェリカの「工房 エゾモモンガ」ウェブサイトで連載されていたあのコーナーがまさかの復活!デジタル化の波に乗り遅れた旧世代写真家の試行錯誤は今日も続くのであります。

とりあえず1枚を仕上げてみた(工房トップページの写真に採用)

写真を順に現像しています。

手動ピント合わせに苦労したレンズですが、案の定ピンボケ写真を量産しており、採用されるショットはかなり少なくなりそうです。

しかし「ビギナーズラック」とでも言うべき、気に入ったものが撮れているのも事実。RAWデータをSILKYPIX Developer Studio Pro 8 for Panasonicで展開した直後に「ああ、これは次回の作品に採用だな」と感じるような、自分好みの写真も確かにありました。

何はともあれ一枚の写真を仕上げました。(工房のトップページ写真として採用したものです)

露出の過不足を調整したり、カラーバランスを変更したり、現像の手法は試行錯誤でありますが

「私の得たいプリント」

を、PCのモニター上で仕上げることができました。しかし問題はここからです。かつて写真のデジタル化を志したときに、挫折したきっかけが「モニターの色とプリントの色が一致しない」という問題でした。

当時はコンピューターはMac(iBook G4)を、プリンターはエプソンPM-770Cを使っていたのです。高価なキャリブレーションツールを購入したりして、あれこれ試行錯誤しましたが結局はうまくいかず、「これは駄目だ」という悲しい結論に至り、ヨレヨレに疲れ果ててデジタルカメラ&自家カラープリントの野望から撤退したのでありました。

今回は背水の陣であります。挫折しても、もう戻れる世界(フィルム写真の世界)は事実上無いのであります。どんな苦労をしようとも、デジタル自家カラープリントの環境をモノにしなければなりません。

私の場合、Photoshopで印刷するとコントラストが強くなり、そして色が暗くなるのが悩みのタネでありまして、今回導入したEP-50Vでも同じ問題が起こりました。Photoshopでデータを開き、印刷メニューから「補正しない」を選んで印刷すると、コントラストが強まり色が暗く落ちた写真がプリントされるのです。

とりあえずエプソンのプリンターが装備している「オートファイン!EX」という設定に切り替えてみました。要するにプリンターが「きれいなプリントにするために勝手に補正しちゃいますよ」という、写真家からすると邪道なかんじがする設定であります。しかし私は写真の悪魔に魂を売り渡しちゃってるので、邪道だろうがナンだろうが結果として満足のゆくプリントが得られればそれで結果オーライなのです。

結論からいうと「オートファイン!EX」を選ぶことによってモニターで見た感じとプリントの上りが「ほぼ一致」することがわかりました。少なくとも「補正しない」よりは自分のイメージに近い写真が得られます。

オーパ!オーパ!やったッ(開高健ふうに)。

もちろん撮った写真によっては違う結果になるのかもしれません。でもとりあえずは「オートファイン!EX」でのプリントを自分の基準ということにして、いずれ気が向いたらより正確なカラーキャリブレーションを試みる、というかんじでいいのだろうと思います。

とりあえず手元にはA4の写真用紙、富士フイルムの「画彩」(かっさい)があるので、何枚か印刷してみました。A4の中心部に7インチ×7インチの正方形でプリントします。かつて六切印画紙の中央に6インチ×6インチの正方形で焼いていた時のフォーマットとほぼ相似形です。自分にとってはこの、余白をたっぷりとった「たたずまい」が大変に好ましいのです。

そんなかんじで自家カラープリントの道を進み始めました。まずは順調な滑り出し、といったところでしょうか。

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プロフィール

HN:
のどかアンジェリカ
Webサイト:
性別:
女性
職業:
フラメンコ歌手・詩人・写真家
自己紹介:
現在は音楽活動(フラメンコ歌手)がメインとなっておりますが、ライフワークである横浜の写真撮影は続けています。デジタルテクノロジー全般に弱い為、自家カラープリントで苦労しまくりの永遠の34歳。

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