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帰ってきちゃったモモンガ通信

写真家のどかアンジェリカの「工房 エゾモモンガ」ウェブサイトで連載されていたあのコーナーがまさかの復活!デジタル化の波に乗り遅れた旧世代写真家の試行錯誤は今日も続くのであります。

デジタル自家プリントのランニングコストを考える

フィルム写真の感材がすさまじいほどに「値上げ」している現代、比較するのも無駄という気がしますがいちおうどれぐらいの差額なのかを見ておこうと思います。価格はヨドバシ.com調べ(2018年3月29日)。
フィルム用モノクローム印画紙
(8×10インチ)
イルフォード ILFORD
マルチグレードIV RCデラックス 44M 8×10インチ 20.3×25.4cm 100枚入
14,580円
かつての愛用印画紙ですが・・・すごい値上げしてますね。
(16×20インチ)
イルフォード ILFORD
マルチグレードIV RCデラックス 44M 16×20インチ 40.6×50.8cm 10枚入
9,050円
1枚905円であります。もう、手の届かないレベルの値段です。
フィルム用カラー印画紙
(8インチ×10インチ)
富士フイルム FUJIFILM
フジカラープロフェッショルペーパー Pro-L(ラスター) 六切 100枚
9,640円
おお、イルフォードのマルチグレード・モノクロ印画紙より安いじゃん。いちおうね。
インクジェットプリンター用印画紙
(A4サイズ)
富士フイルム FUJIFILM
G3A4100A [画彩 インクジェットペーパー 高級光沢紙 100枚 A4]
1,430円
現時点で私が常用している紙がこれです。100枚で1,430円は安いですね。
富士フイルム FUJIFILM
WPA460PRO [インクジェット用紙 画彩 写真仕上げPro A4サイズ 60枚入 超光沢 厚手]
3,130円
本気で作品を残すなら写真仕上げProを使ってみたい。値段はちょっと高め。1枚当たり53円ぐらいですか。
(A3サイズ)
富士フイルム FUJIFILM
G3A320A [インクジェット対応 画彩 高級光沢紙 A3サイズ 20枚]
1,160円
1枚当たり58円。
富士フイルム FUJIFILM
WPA310PRO [画彩 写真仕上げ Pro A3 10枚 超光沢 厚手]
1,130円
1枚当たり113円。A3でこの値段なら文句はないんじゃないか。
インクジェットプリンター用紙はA3の高級紙を買っても1枚あたり113円と安価だということがわかりました。A4の「画彩」でテストプリントし、気に入ったショットがあればA3の「画彩 写真仕上げ Pro」を使って本番印刷、という運用ができると思います。
つづいてインクカートリッジ代と、カラープリント用薬液の値段比較をしてみましょう。
インクジェットプリンターと言えば「インクカートリッジがバカ高い」というイメージがあります。そのあたりを見てみましょう。
まずはフィルム写真の薬液。
コダック Kodak
Kodak エクタカラーRA発色現像補充液 RT 10L [10L用 補充液 パートa、パートb、パートcの3本入]
これで処理液2リットルがつくれます。ヨドバシ価格で5,000円。
コダック Kodak
Kodak RA-4BF [10L用 カラーペーパ-用漂白定着液 2本組]
これで処理液2リットルがつくれます。ヨドバシで3,910円。
発色現像液と漂白定着液をあわせると8,910円ですね。昔は6千円ぐらいだったきがするけれど、値上げしたんでしょうね。
次にインクジェットプリンターのカートリッジを見てみましょう。
プリンターは仮にエプソン EPSON SC-PX7V II [A3ノビ対応 インクジェットプリンター プロセレクション 有線・無線LAN対応]を買った場合です。このプリンターにつかうのは
エプソン EPSON IC9CL88 [インクカートリッジ 9色パック]
11,730円
ううむ。・・・確かに馬鹿高いですね。たかがインクカートリッジのセットで1万1千円を超えます。ただフィルム写真の薬液が9千円コースですから、3千円高いだけ、と考えるとまあ納得できる範囲です。
プリント用紙(印画紙)の安さはインクジェット用紙の方が圧倒的ですから、用紙代+インク代で考えてもランニングコストはインクジェットプリンタに軍配が上がります。
忘れちゃならないのがフィルム写真だとフィルム代とフィルム現像代がかかる点です。私の常用カラーネガフィルムはとっくの昔に販売終了しているので現実問題としてフィルム写真は事実上不可能。無いものは無い。このようにランニングコストを考えるまでもなく、今後はデジタル写真以外は考えられません。
今日の結論としては、自分で言うのもナンですがいいタイミングでフィルム写真から撤退したと思っています。

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プロフィール

HN:
のどかアンジェリカ
Webサイト:
性別:
女性
職業:
写真家・フラメンコ歌手・詩人
自己紹介:
現在は写真よりも音楽活動(フラメンコ歌手)がメインとなっておりますが、ライフワークである横浜の写真撮影は続けています。デジタルテクノロジー全般に弱い為、自家カラープリントで苦労しまくりの永遠の34歳。

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